ニュースレター作成の具体例をご紹介します

定期物のダイレクトメール発送(ニュースレターなど)の効果が非常に高いのは前回ご紹介いたしましたが今回は作り方や内容をご紹介いたします。

顧客の維持は難しい:

多数のマーケティング専門家の意見によると、新しい顧客の取得にかかるコストは、既存の顧客を維持する場合の 6 ~ 7 倍であるとされています。ニュースレターを送付して顧客への連絡が途絶えないようにすることで、顧客が次に何かを購入するときの候補として最優先に考えてもらえるだけでなく、顧客の友人が何かを購入する際に推薦してもらえる可能性もあります。
-Microsoft office.comより抜粋-

ニュースレターの役割は、主に顧客の維持にあります。
上記の例に照らし合わせるのであれば、顧客維持費が年額1万円なら新規顧客開拓費は7万円ということになります。
また、維持をするだけではなくお客様を紹介してくれる可能性もあるというわけです。

顧客一人流出すると7倍の努力が必要になりますので、この点からもニュースレター送付で顧客維持に努めたほうが良いことが分かります。

具体的なニュースレターの内容

「言うは易く、行うは難し。」と申しますので、具体例を出すために実際にサンフレンドとしてニュースレターを作成してみます。
企画段階からの公開となりますので、結構貴重な資料になるのではないでしょうか?

サイズは、A4サイズ/両面のもの1枚となります。
ニュースレターは送り続けることが重要なので、ページ数を増やして作成ができなくなることのほうが問題です。最初は無難に1枚にまとめるようにした方が良いでしょう。

表面

ニュースレター_サンプル_表面

表面の解説:
上から順番に、ニュースレターのタイトル/発行元/ごあいさつ/ユーザーに伝えるべきコンテンツとなっております。タイトルと発行元などの情報は変動することはございません。
常時変動するのは、ごあいさつ/コンテンツ部分となるようにし製作者の負担を極力増やさないようにしてあります。

図では左側に「あ」という文字が入っており、右に文字数が書いてありますが目安文字数です。MAX使い切る必要はありませんが、目安を知っておくことで今後の作成に役立ちます。
※文字は12pt/行間は20ptとして作成してあります。

企画段階ではあいさつ部分は、126文字×2で最大256文字/コンテンツ部分は、483文字×2で最大963文字となっております。

コンテンツ部分は、基本的に業界に関係のあることもしくはお客様にとって役立つことが望ましいですが、書くことがなくなってきたら会社の出来事や個人の出来事でも構いません。まずは続けることを目標とし、日ごろから発信するべき事を探す努力が必要になってきます。
文章に上手い下手は当然出てきますが、書いているうちに「必ず」向上しますので気にせずに書いて下さい。どんな文豪も最初は素人です、気にしないようにしましょう。

裏面(クリックで画像拡大)

ニュースレター_サンプル_表面

裏面の解説:
上から順番に、今月の面白かったニュース/心理テスト/編集後記/会社案内となっております。会社案内情報は変動することはありません。

ニュース欄は504文字×2で最大1008文字で構成してあります。
この部分は、毎日発信されるニュースの中で面白いと思ったことをニュースサイトでストックしておき、記事にすることとしてあります。世の中、暗いニュースが多いので明るいニュースを抜粋することとしました。
枠に収まりきらない場合は、一部要約する必要が出てきますが、ニュアンスが変わらないように注意して下さい。

※オリジナルコンテンツでは無く”引用”のため、サイト名やアドレスなどの情報は必須です。

心理テスト/編集後記は企画段階では少し悩み中のコンテンツとなっております。
このまま採用になる予定ですが、内容によって変動することがあります。

心理テスト部分は、コンテンツを継続的に提供ができる見込みが立てばこのまま採用、編集後記は「ごあいさつ」と被らないように文章が作れるようであれば採用となります。
※お客様から何かしらのアクションがあれば、それにともない内容を変更する可能性もあります。

おわりに

あくまでニュースレターのため、売り込み内容は全て外すようにしてあります。
これは、結局広告だと思われて捨てられる可能性を極力排除するためです。広告を織り交ぜたい場合は、数ヶ月に一度程度にするようにします。

以上、ニュースレターのサンプル解説となります。

このニュースレターの完成版は、弊社でご契約いただいたお客様にお送りしております。
ご契約いただいていないお客様でも、ニュースレターを発行する可能性がある場合はご請求下さい。
参考になるように、お送りさせていただきます。

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