デザインに苦手意識を持っている人でもデザインができるようになる方法2

ダイレクトメールのデザインについてver.レイアウト

DM発送をする上で、必須といえるデザイン部分について参考にしてください。

前回のDMデザインに関するお話ではデザインとは大きく分けてレイアウト、カラー、フォントに分解されると説明いたしました。その中で、今回は「DMのレイアウト」に関するお話です。
(フォントについては、若干お金がかかる部分でもありますし、カラーは若干理解するのも難しい部分にもなってきます)

レイアウトをする上での各要素の名称と役割

レイアウトをするにあたり、文字や写真、イラストや表などの要素があります。
まずは、レイアウトをするにあたり要素についての用語解説となります。
※ページを構成する上で参考になるため各要素の役割は覚えておいたほうが良いでしょう。
※実際には、用語を間違えて覚えていたからといって何か問題があるわけではありませんが、バッチリ覚えていると格好良いです。

帯:
ページの内容やジャンルを一言でわかりやすく表すための要素。
このサイトで言えばページ一番上部の「DM(ダイレクトメール)の発送代行ならサンフレンドへ」という部分の帯及び文字です。
カテゴリーや内容によって色分けをしてあると分かりやすくなります。

大見出し:
内容を表すタイトルとして、わかりやすく説明するパーツです。
一般的にはヘッダーコピーとかタイトルコピーと呼ばれることもあります。
基本的には、大きく目立つサイズ/色が望まれます。

リード:
ページの内容を要約し、短い文章で表す要素。
大見出しの近くに表示することでページの主題が分かるように記述します。
DMにおいて、ジョンソンボックスと呼ばれるパーツに使用されることもあります。
※リードの本来の役割は、次の文章を読ませるためのフック的な扱いです。

小見出し:
文章の章や節、項目ごとにその内容を簡潔に表す文章です。
このページで言えば、「レイアウトの各要素の名称と役割」の部分などが相当します。
小見出しを拾い読みするだけで、大まかな内容が伝わる書き方も多いです。

本文:
メインの文章になります。
長文になりがちな部分ですので、適度に改行や段落を含めて読み手を飽きさせない構成にする必要があります。本文が長くなる場合は、長くて5行~7行程度をひとつの固まりとして考え、適度に改行を入れるようにした方が良いでしょう。。
※一般書籍ではなく、あくまでDMの話です。

写真、グラフ、表:
内容を視覚的に説明したりするときに活用したり、文字ばかりの内容で読み手に圧迫感や不快感、読む気力が下がってしまう可能性がある場合に適度に入れることが望ましい。
データなどは、文字情報で表すよりも視覚的なグラフを作成した方が分かりやすいため積極的にグラフ、表形式にします。

キャプション:
写真や図を説明するための文章のことを指します。
本文に比べて若干小さめの文字を活用するようにしましょう。

その他にも要素はありますが、まずはこの位で大丈夫です。

素人っぽさプロっぽさを分けるたった一つのルール

これを守るだけで、素人っぽいデザインからプロっぽいデザインにいきなり昇格します。
※プロっぽいだけで、本当のプロは1mmや1pxにまでこだわるためその域に達するには時間を要します。

それは、「グリット」を意識してレイアウトすることです。
グリットを簡単にイメージしていただくためにイラストを準備いたしました。

グリットを意識したレイアウトサンプル
※ソフトウェア設定により、グリット線のサイズを変更することができますのでレイアウトしたいものによって変更しましょう。

グリットを簡単に説明すると、方眼用紙となるのですが、それなりのデザインを作成するに当たり等間隔の枠線を意識するとデザインレベルが飛躍的に上昇したように感じられると思います。
多くのダイレクトメールにおいて、突き抜けたデザインは不要な場合が多いのも事実です。(伝えたい情報を的確に伝えるのが重要なため)
まずはグリットを意識したデザインを作成しながらセンスを磨いていくと良いでしょう。

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